現代の地質学的研究

地域の体系的な地質学上の考証は、1900年代のはじめに始まり、1960年から1964年の間の「鉱物資源・地質・地球物理学省」(BMR) 'The Bureau of Mineral Resources, Geology & Geophysics' による北部準州南部全体の地質地図作成で頂点に達した。ウルルとカタジュタを囲む地域は1963年に地図化された。主要な路頭した岩はその調査で精査され、我々の解釈の多くが根拠を置いている地質学的事実の基礎的骨組みを提供した。もっと最近では、高圧水穿孔で得られる岩石片の調査やウルルとカタジュタの岩石のより緻密な調査が、岩石が堆積されていった過程の新しい考察へとつながっていった。地球の磁場の変動に関する研究もまた、価値ある情報を生み出した。

沢山の不完全なデータの組み合わせの中から地域の地質学的な歴史が解き明かされる……あたかも、多くの(あるいは多分ほとんどの)ピースが欠けたジグソー・パズルから絵を描くように……ことを知ることは大切なことである。我々は、自分の提供する「絵」が本質的に正しいことを信じているが、いっそう進んだ地図作成がなされたとき、高圧水穿孔法や地球物理学の情報がもっと利用可能になったとき、そして地質学の新しいコンセプトが活かされたとき、それが修正されるであろうことも信じてやまない。
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ウルルとカタジュタは、中央オーストラリアのアマデウス盆地の南西の縁近くに横たわっている。


リモート・センシング(遠隔探査)と地球物理学

リモート・センシングは、離れた距離から地球表面のさまざまな属性を計測する技術である。多分、最も知られている技術は衛星画像で、地球の表面から発せられまたは反射されるさまざまな波長の電磁波が計測され、画像の作成に利用される。このような画像は、地球表面の地質学的姿のアウトラインを描くのに大変有効となりうる。

地球物理学の技術は大変力強いツールであって、多くの場合、地球内部の研究にとって唯一のツールである。よく知られたものには、地球の重力場の測定があり、これは普通地上で行われる。電磁波測定は普通、搭載した特定のセンサーを使って、低空飛行の航空機で行われる。航空電磁波探査は、それが浅い砂で覆われた下に磁化された岩石を検知して、我々に岩盤地質についてのいくつかのアイデアを与えたとき、ウルル地域で有用であることが証明された。