岩盤の地質

スケッチ・マップは、露出した岩、ボーリング・データ、航空磁気測量による等高線地図などを合成した岩盤地質の地図であり、我々が、もしその地域の砂と、より古い新生代の堆積物を剥がすことができたら見たいと思っている岩石を示している。南西には、基盤を構成する高い磁性を持った岩(アマデウス盆地の床を形成する火成岩と変成岩)と、アマデウス盆地のより古い原生代の岩の幅の広い帯が見える。これらの磁性岩の三つの小さなエリアが、ウルルとカタジュタの間の大きな断層の近くにもある。ユララ Yulara の北東の浅い深さにある磁性岩は、アマデウス盆地の原生代岩盤の連なりのより古い部分の範囲内にある薄い玄武岩の層だろう。

Geological map

古い岩石の上に横たわるのは、アマデウス盆地の、より若い原生代岩石で、磁性はない。これらの岩石の幅の広い帯は、カタジュタの南と南西に見られる。カタジュタを形成しているマウント・クーリー堆積岩の大部分は僅かに磁性を帯びており(おそらく堆積物の中の磁鉄鉱によるものである)、その大変幅広い帯は断層Aから北西のマウント・クーリーの方向へ延びている。ウルル粗砂岩は磁性を持たず、その限られた露出岩とボーリングデータから、砂の下を北西へ延びていることが分かっている。断面図にも示されるように、西側にウルル粗砂岩の別の帯が存在する証拠もある。衝上断層 Thrust Fault Fは、南西の非常に強い磁性を持った岩の存在から、基盤に類似していると推測される。断層Aは、ピーターマン山脈造山活動に関連する古い断層、あるいは、後にアリス・スプリングス造山活動の間に発生した衝上断層であろう。断層BからFは、アリス・スプリングス造山活動の間に発生した。

このスケッチ・マップまたは「立体地質図」は、地域の地質を理解するために、我々がどこを一層研究すればいいかを決定するための素晴らしいツールである。例えば、ウルルのレーンジャー・ステーションの北側、あるいはユララの南西で、将来、岩盤を貫通するような深いボーリングが行われれば、大変価値のある情報が得られるであろう。K−K’とU−U’の線は、(次のページで説明する)断面の位置を示している。