用語辞典


alluvial fan 扇状地
山脈の麓にある揺るかな傾斜をもった平原で、激しい雨の後で狭い谷から流れ出す砂や砂利によって築かれた。

arkose アルコース、粗砂岩、砕屑岩
豊富な長石の粒を含んだ砂岩で、一般的にピンクまたは赤っぽい色から青白いグレーまたは薄黄色をしている。普通、花崗岩の急速な侵食によってできる。

bed/bedding 層、層理、成層
堆積物または堆積岩の複数の層で、成分の粒のサイズ、構成要素、色などによって異なって見える。

calcrete カルクリート
一般的に土壌の層の一部として形成される石灰質の固まり。

clast 砕屑
堆積岩の成分を構成する粒または破片。しかし、通常は礫岩を造る大きな破片に限って使われる。一般的に、その最長の長さが2から4mmの場合は granule 、4から64mmの場合は pebble 、64から256mmの場合は cobble 、256mm以上の場合は boulder といわれる。

conglomerate 礫岩
直径2mm以上のかけら(granules, pebbles, cobbles and boulders)を含む堆積岩。

cross-bedding 斜層理
堆積岩層の特徴的で一般的な形状で、水面下にあったことあるいは風に吹かれたことによって、さざなみ状または砂丘状に横たわる砂やその他の材料から成っている。その構造は、しばしば主要な層の表面に対して35度までの角度をもったまっすぐなまたは湾曲した砂岩層に見られる。

dolomite/dolostone ドロマイト(白雲石、白雲岩、苦灰石)
dolomite は、炭素イオンによって結合された同量のカルシウムとマグネシウムからなる鉱物 CaMg(CO3)2Dolostone は、ドロマイトを大量に含む堆積岩である。

epidote エピドート(緑簾石)
カルシウム、アルミニウム、鉄を含む黄緑色の珪酸塩鉱物で、変成岩の中に一般的に見られる。

igneous rock 火成岩
マグマが固まってできた岩。マグマが地下の深いところで固まれば、花崗岩のようなきめの粗い岩となり、マグマが地表に流れ出ると、一般的に、例えば玄武岩、安山岩のような火山岩となる。

limestone 石灰岩、石灰石
炭酸カルシウムの結晶あるいは動物の殻のかけらからなる岩。

metamorphism/metamorphic rocks 変成と変成岩
「変成」は、岩の中の鉱物質が地下の深いところで熱や圧力によって形を変えるプロセス。変成岩は、このようなプロセスで形成された岩で、火成岩、堆積岩あるいはより古い変成岩からも造られることがある。

mudstone 泥岩
粘土や微砂(シルト)の混合物である「泥」によってできた堆積岩。頁岩に類似しているが、剥がれやすい性質はもっていない。

orogeny/orogenesis 造山活動
地殻の、長期間にわたる、褶曲、断層、隆起。
(地殻の隆起、横方向の圧縮による褶曲や断層の発生で、山脈構造を生じる。『造山運動』(※訳者注))

rhyolite 流紋岩
シリカ(2酸化珪素)を多量に含む溶岩で構成される岩。通常、純度の高いガラス質の石基の中に、石英と長石の結晶を含んでいる。

sediment/sedimentary rock 堆積物と堆積岩
堆積物は、水や風や氷河で運ばれた鉱物や有機質、あるいは解けて沈殿した物質の微粒子で構成され、ありふれたものとしては、泥、シルト、砂、砂礫がある。このような物質は通常地表に層を作り、他の堆積物によって覆われる。堆積物は、地質学的時間の進行の過程で圧縮され固められ、このようにして堆積岩となる。

sedimentary basin 堆積盆地
地殻の広い部分が、周りのより高い地域から水や風や氷河などで運ばれてきた堆積物を受け入れ、何層もの堆積物の層を作りながら沈下して、最終的に堆積岩となる。その期間は、圧縮と堆積の両方に充てられる。堆積盆地の直径は、数kmから数百kmあるいは数千kmとさまざまであり、堆積層の厚みも100m以下から10kmを超えるものまである。

shale 頁岩、泥板岩
粘土やシルトの粒子で作られた堆積岩で、層理に沿って簡単に剥がれる。

bedding 層理(※訳者注)
堆積した岩石の重なりの状態をいう。層理面は、異なった堆積層の境界面。

thrust fault 衝上断層(※訳者注)
水平方向に強い圧縮力を受けたことにより,上位にある地層の上に下位の地層が乗りあげるようにずれてできる断層。